仕事、学校、旅行に最適なバックパックとは?

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バッグは、すべて同じように作られるわけではない。 学校でも、オフィスでも、空港でも、毎日を難なく終えるには、最適なサイズ、機能、ポケット、コンパートメントを備えた製品が必要だ。

最終更新日:2022年1月8日
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通学、通勤、旅行におすすめのバックパックはありますか?

持ち物が多くて持ちきれないときは、長距離移動に適したバッグが必要だ。

バックパックは、両手が自由になる完璧な解決策だが、サイズ、機能、コンパートメント、素材などの選択肢も幅広い。 学校、オフィス、空港など行き先に応じて、次に紹介するヒントを参考にしながら最適なバックパックを見つければ、毎日を快適に過ごせるだろう。

自分に必要なバックパックの種類を見きわめる

どこへ行くにも、必要なものをすべて収納する方法が必要だ。 ほとんどの場合、ポケットには収納しきれないので、バッグを使うことになる。 ハンドバッグ、ベルトバッグ、ブリーフケース、ダッフルバッグなどもあるが、旅行用のバックパックは他のバッグにはない便利な機能を備えている。

バックパックなら、荷物の重さを両肩に均等に分散させて持ち運ぶことができる。 また、バックパックは最も強い筋肉、つまり背筋と腹筋で重さを支える位置に背負うようになっている。

旅行用のバックパックは完全に両手が空くので、自転車での通学や通勤に最適な選択肢だ。 また、空港でも、 両手が自由に使えればすべてが楽になるだろう。コーヒーを飲みながらゲートに向かったり、手荷物引き取り所でベルトコンベアから荷物を引きずり下ろしたりできる。

バックパックは、かさばらないのに大型だという点で、他の多くの種類のバッグよりも優れている。 とにかく容量が大きいため、ハンドバッグやブリーフケースに入らない大きな荷物も入れることができる。 普段、必需品を2つの小型バッグに分けて持ち運んでいるのなら、旅行用のバックパックに変えてみることをおすすめする。

通学、通勤、旅行におすすめのバックパックはありますか?

ホイールは必要か?

ホイールが付いている場合も、バックパックといえるのだろうか? いつも背中に背負うわけではないが、それでもバックパックには違いない。

旅行用のホイール付きバックパックの最大の利点は、荷物を目一杯詰め込んでも、持ち上げて運ぶ必要がないところだ。 ただ、引っ張って持ち歩けば良い。

ホイール付きバックパックの短所:

  • ホイール付きのバックパックを背負うときは、ストラップを取り出して長さを調節する必要があるが、もう一度地面に下ろして引っ張るときは、出したストラップを収納しなければならない。
  • ホイールの重量の分、他のバックパックよりも重い。
  • 中には、快適に背負えないものもある。
  • 飛行機で前の座席の下に入らないことが多く、フライト中の荷物の出し入れに苦労する。

また、動きやすさの問題もある。 ホイール付きのバックパックは、滑らかで平坦な場所では大いに役立つが、凹凸のある路面や階段では、かえって使いにくい。 バックパックを背負えば、どんな路面でも移動は楽だし、もちろん船、バス、飛行機、電車などへの乗り降りも簡単だ。

バックパックに求められる共通の特徴

バックパックは間違いなく便利だが、すべてが同じ作りではない。 旅行用のバックパックなら、重量を分散して背負いやすくするために、以下の特徴を備えているものを選ぼう。

  • 幅広のパッド入りストラップ
  • ウエストベルトとチェストストラップ
  • 複数のコンパートメント

軽量で耐久性に優れた素材で作られたバックパックを見つけたいと思うのは当然だ。 空のバックパック自体が重ければ、それに荷物を入れる気にはならないだろう。

通勤に最適なバックパック

通勤用のバックパックは、快適に背負えて、長時間の使用に耐えることが求められる。 個人の持ち物を収納するスペースもたくさん必要だ。大学院の学生ではなく、プロとして働く姿勢をアピールするためにも、オフィスで使いやすいスタイリッシュなバックパックを持っておくと良いだろう。

また、さまざまな大きさのポケットも、仕事用のバックパックに欠かせない。 ファイルやノートパソコン、弁当などを入れるスペースだけでなく、鍵、スマートフォン、財布、IDバッジなどの小物を便利に出し入れできるスペースも必要だ。こういった小物をメインコンパートメントに入れると、取り出したい時になかなか見つからない場合があるからだ。 あちこちにポケットが付いているかどうかを確認しよう。 ウォーターボトルやスマートフォンを収納するための専用ポケットが付いていれば、なお良い。 適切な場所にぴったりと小物を収めることができる。

オフィスで長い1日を過ごした後に荷物を持ち帰るのなら、快適さも重要なポイントだ。 バックパックの背中側にパッドが入ったタイプのものを選び、ストラップも快適な位置に調節できることを確認しよう。

また、耐久性にも着目したい。万が一のためにも耐水性を備え、長持ちするように作られた丈夫なバックパックを探そう。

通勤用バックパックに欠かせない機能

通勤用のバックパックに不可欠な機能といえば、ノートパソコン用のコンパートメントやスリーブだ。 タブレットしか持ち運ばない場合も、電子機器を安全に保つための専用スペースは必要となる。

公共交通機関を使用して通勤する場合は、ノートパソコン用バックパックが特に役立つ。 バスや電車での移動は、体にもバッグにも負担がかかるが、電子機器が保護されていれば安心だ。

ノートパソコン用バックパックには、専用のパッド入りポケットを備えたものもある。 取り外し可能なノートパソコン用スリーブを備えたものは、機器を収納したスリーブを、バックパックのメインコンパートメントにしっかり取り付けられるようになっている。 ノートパソコン用のポケットやスリーブを使えば、人にぶつかられたり、押されたりしたときも、機器の安全を心配しなくて良い。ノートパソコン用バックパックなら、落としても大丈夫だ。

通学に最適なバックパック

通学に最適なバックパックは、年齢やサイズに応じて異なってくる。 小学生には、フルサイズのバックパックは必要ないだろう。 最も重要なのは、パッド入りの調節可能なストラップが付いていて、体に合ったサイズのバックパックを選ぶことだ。 このようなバックパックなら、毎日快適に背負うことができ、成長に応じてフィット感を調節できる。

小さな子どものバックパックの場合は、スペースも重視しよう。 子どもたちには、ノートやバインダーから、クラス発表で使うアイテムまで、あらゆるものを収納できるスペースが必要だ。 かさばる弁当箱を入れることも忘れてはいけない。 拡張可能なものを見つければ、子どもたちが自分でバックパックの中のスペースを変えることができる。

中学生や高校生になると、もう少しスペースが必要になることが多い。 ノートや学用品に加えて、体操服やノートパソコン、タブレットなども持ち運ぶことになるだろう。 いつも活発に動く子どもたちのバッグに必要なものは、耐久性とパッドだと親は考えるが、子どもたちは常にスタイルを重視したバッグを欲しがる。

ティーンなら、シンプルな無地のバックパックを敬遠して、少し個性的なものを欲しがるかもしれない。 レトロな雰囲気のデザインや、楽しいグラフィックプリントのデザインを選ぶこともある。 あるいは無地を選ぶ場合でも、地味な色ではなく明るいオレンジなどが好まれるのではないだろうか。 ベーシックなバックパックを選び、自分で絵を描いたりステッカーを貼ったりして、カスタマイズする子どももいる。

必要なものをすべて持ち運べるバックパックなら、重量を程よく配分しながら持ち物を詰めることができる。 重量をバランス良く配分するために、以下のポイントをおさえよう。

  • 最も重いアイテムは、バックパックの背中に最も近い位置に詰める
  • 小物はサイドポケットに収納する
  • ポケットとメインコンパートメントに重量を分散させる

通学時は荷物が多いので、それに対応するバックパックが必要だ。 もっと大きな容量が必要な場合は、スポーツ用品も含め、必要なものをすべて収納できるダッフルバッグをおすすめする。

通学用バックパックに欠かせない機能

すべての学生がバックパックに求めるものはポケットだ。 小型のポケットには、自宅の鍵、ペン、鉛筆、消しゴム、計算機などを収納できる。 バックパックの大きなメインコンパートメントに学校で必要な小物類を入れておくと、取り出したい時になかなか見つからないことがある。

また、サイドにメッシュポケットがあるバックパックも便利だ。 このようなポケットにはジッパーは付いていないが、学校生活に欠かせない水筒などの収納に適したサイズに作られている。

大きなコンパートメントにジッパー付きのポケットが内蔵されていると、持ち物を整理し、入れる場所を決めて持ち運ぶことができる。

旅行に最適なバックパック

移動時間が長い旅行を予定しているなら、最適なバックパックが欠かせない。 飛行機、バス、船、列車、自動車など、移動手段が何であっても、荷物の安全を確保し、予想外の事態にも対応できる耐久性を備えていることが求められる。 旅行に最適なバックパックを使っていれば、交通機関から目的地までの移動もスムーズで、何時間でも快適に観光地を見て回ることができる。

バックパックの大きなスペースに、ジッパー付きのコンパートメントが内蔵されていれば、持ち物をより安全に保管できる上、電源コードやパスポートなど、旅行の必需品をすばやく出し入れできる。

全天候対応の素材が使われたバックパックなら、突然の雨や雪、強風などにも慌てずに済む。 そのような素材はクリーニングが簡単なので、キャンプや人里離れた場所で星を見上げながら夜を過ごしたいときにも活躍するだろう。 雨の多い地域で、頻繁にウォーキングやハイキングをする場合は、別売のレインカバーを購入すると良い。 重いバックパックを背負って長距離を移動する場合は、ヒップベルト付きのバックパックを探そう。

とにかく、自分に最も多い旅行のタイプに合う機能を備えたものを探そう。いつもホテルに宿泊するのなら、開くと平らになってスーツケース感覚で荷物を詰められ、出し入れしやすいものが良いだろう。 飛行機での旅行が多い場合は、TSAロック付きのバックパックがおすすめだ。 旅行ならキャンプに限るという場合は、寝袋や折りたたみ式のテントを持ち運べるシンチループが底部に付いていて、快適に背負えるようにバックパネルにパッドが入ったものを探そう。 週末の旅行が多いという場合は、キャリーケースに簡単に取り付けられるバックパックを探してみよう。

旅行用バックパックに不可欠な機能

旅行用バックパックで最も重要となるのは、多機能性だ。 旅行に最適なバックパックを探すときは、どのような機能が追加されているかを確認し、それらがどのように自分のニーズに合っているかを考えよう。

旅行に便利なバックパックの特長としては、具体的に次のようなものが挙げられる。

  • 収納スペースを拡張できる
  • 汚れた衣服やシューズを収納できるスペースがある
  • ウエストストラップとチェストストラップが付いている
  • 出し入れしやすいパスポートポケットがある

ジム用のバックパック

毎日のようにジムに通っている場合は、それも考慮に入れて理想的なバックパックを探そう。 必ずしもワークアウトウェアを2つのバッグに分けて持ち運ぶ必要はない。 ジムバッグでも十分だが、持ち物をすべて収納できるバックパックがあれば、もっと良いだろう。

特別に容量が大きいジム用バックパックを探そう。ジム用のウェアとスニーカーを別々に入れられるコンパートメントを備えたものなら完璧だ。 バッグが1つだと重くなってしまうが、忙しい日にいくつもの荷物に気を配らずに済むという利点がある。

バックパックを正しくフィットさせるには

理想的なバックパックを見つけたら、正しく背負って快適に持ち運ぼう。 バックパックを片方の肩にかけると筋肉痛の原因になるため、両肩で背負うのが適切だ。 バックパックを正しく背負うために、以下の点を心がけてほしい。

  • 両方のショルダーストラップを使う
  • バックパックを体に密着させる
  • バックパックが背中の真ん中に収まり、大きく垂れ下がらないようにする

どんなに重いバックパックでも、以下のようにすれば安全に背負うことができる。

  • 膝を曲げる
  • 両手でバックパックをつかむ
  • 肩の位置まで持ち上げる

バックパックを正しく背負うと、背負ったまま1日動き回っても快適に過ごせる。 また、エレベーターの中でも、混雑したホールを歩いたり、飛行機の中で狭い通路を移動したりするときでも、バックパックを人にぶつける可能性が低くなる。

よくある質問

バックパックが正しくフィットしていることを確認するには?
バックパックには、さまざまなサイズのものがある。 ストラップを快適な位置に調節したときに、バックパックがウエストの位置より上におさまるサイズがおすすめだ。
バックパックに最適な素材は?

旅行用のバックパックなら、軽い方が良い。軽量な素材が使用されたものを選ぼう。 持ち物を濡らしたくなければ、耐水加工が施されたものや、防水素材のものを選ぶと良い。 たいていの場合、ナイロン、キャンバス、ポリエステル、合成繊維などを組み合わせた混紡素材が適している。

ショルダーストラップで重要な機能は?

パッドが入っていて調節可能なストラップが付いたバックパックを選ぼう。 パッドが入っているかどうかで、背負ったときの快適さが違う。また、ストラップが調節可能であれば、体にフィットする長さで背負える。

公開日:2021年10月22日