Nike Dunkの歴史

Department of Nike Archives

伝統を受け継ぐ一足。

最終更新日:2024年9月10日
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Nike Dunkの歴史

「Be true to your school」 1985~86年のカレッジバスケットボールシーズンのこと。Nikeはウォームアップ用ウェアとシューズをセットでトップクラスのカレッジチームのカラーでデザインするアイデアを生み出した。 そこから生まれたのが、ダンクとカレッジカラープログラムだ。

Nike Dunkの歴史

カレッジチームレベルにカラーが新たなエネルギーをもたらしたアパレルとフットウェアの豊富なラインアップは、プレーヤーとファンの人気の的になる。 そして特徴的なそのカラーに着目したのは、カレッジバスケットボールの関係者にとどまらなかった。 ダンクは順応性が高く、その活躍シーンはアート、ファッション、音楽、そしてグローバルカルチャーへと展開していった。

しかし本当のところ、ダンクの原点とは一体何だろうか? 1984年のレジェンド、85年のターミネーター、85年のジョーダン 1(上の写真)など、当時人気があったNikeのバスケットボールシューズをすべて融合して誕生したのが、ダンクだ。 実のところこのシューズは、6週間という厳しいスケジュールでデザインから開発、出荷までが行われた。

そんなダンクは、90年代に安価で販売する店舗でスケーターたちが見つけるまで、姿を消していた。 手頃な価格と同じくらい重要なポイントになったのは、スケートボードやそのトリックの追求に適したスタイルと機能をダンクが備えていたことだ。

Nike Dunkの歴史

90年代後半、Nikeはスケートボード専用のデザインでスケートボード界に初めて進出したものの、Chaod(上の写真)のようなスタイルはあまり普及しなかった。 それでも、スケートボードコミュニティはダンクを求めていた。

Nike Dunkの歴史

さまざまな個人経営店でアイデアを探し回った末に、Nikeは2000年代初頭にダンクを刷新してダンク LOW プロ SBを開発。ダンクのオリジナルモデルの精神を忠実に継承しながら、シュータンにパッドを入れてアップデートした。 Nike SBで初となる4人のプロスケートボーダーがライセンスを得て創造性を発揮し、シューズに独自のテイストを加えた。 上の写真は、傑出したスケートボーダー、ダニー・スパにちなんで名付けられたナイキ ダンク LOW プロ SB スパ。

こうしてダンクは復活を遂げ、Nike SBによってコートからコンクリートへと活躍のシーンを移したのだ。

バリエーションやコラボレーションは数知れない。このシューズが不朽の名作と呼ばれる理由はここにある。

公開日:2024年5月10日

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