ポッドキャスト「トレーニング最前線」:ジム・テイラー博士が提唱する正しいアスリートの育て方
Coaching
子どもたちに表彰台への近道を教えることはできない。そう語るのは、スポーツ心理学者のジム・テイラー博士。しかし、人生で優位に立つ方法を教えることは可能だ。
「トレーニング最前線」は、最先端のフィットネス情報を紹介するポッドキャスト。
成長してプロのアスリートになる子どもたちは1%未満。子どもたちにスポーツをすすめる際に重要なのは、次のセリーナ・ウィリアムズやレブロン・ジェームズを育てることではない。そう語るのは、ジム・テイラー博士(スポーツ心理学者、子育てのエキスパート)。重要なのは、長い目で見て子どもたちが健康で幸福な人生を順調に送るための精神的ツールを与えることだという。トレーニング最前線の今回のエピソードでは、元アルペンスキー選手が登場。司会のジャクリン・バイアーと、青年期におけるスポーツのメリットについて語り合う。さらに、子どもにスポーツへの関心を持たせ、その気持ちを維持させる方法についてもアドバイス。秘訣は、ポジティブなスポーツ体験を生み出すことであり、商業化された「青年向けスポーツ産業」に盲目的に加わることではないという。アスリートである2人の娘の父親としての体験から、スポーツにおいて女の子たちの活躍を妨げる要因を深く掘り下げ、私たちそれぞれが男女格差を縮めるためにできることを明らかにする。
「スポーツは自分を守る武器になる。スポーツは目標や態度、少女や女性であることの捉え方を変え、前向きで積極的になることを教えてくれるのです」
ジム・テイラー博士
(スポーツ心理学者、『Raising Young Athletes(若いアスリートを育てる)』著者)
マインドセット、運動、食事、リカバリー、睡眠に関する質問や、ゲストやトピックについての提案があったら、ぜひ司会のジャクリンまでメール([email protected])を送ってみよう。